ニキビと活性酸素

1つでも出来てしまうと憂鬱な気持ちになってしまうニキビですが、なぜ出来るのか原因を知っておけば対策が取りやすくなります。
もしニキビが出来てしまっても、すぐに対策すれば治りも早まるのです。
しかし何も対策をしなければニキビから、ニキビ跡になってしまうケースもあります。
色素沈着やクレーターといったニキビ跡は、ニキビ以上に治りが遅いものです。
治りが遅いだけでなく中には、治らないケースもあるのでニキビが出来たらニキビ跡にならないよう、対策する事が大切です。
ニキビが出来てしまう要因は色々とあります。
あまり知られていないのが「活性酸素」によるニキビです。
活性酸素とは体内で作られるもので、私達の健康維持には欠かせない酸素です。
高い酸化作用があり体内に入り込んだ細菌などを、駆除する効果を持っています。
ただ、あまりに体内で増え過ぎてしまうと、様々なトラブルを引き起こすようです。
そのトラブルの中に含まれているのが、ニキビやニキビ跡といった肌トラブルです。
皮膚の表面で活性酸素が増えてしまった場合、皮脂を過酸化脂質という物質へと変えてしまいます。
この過酸化脂質は肌への刺激が大きく、また皮脂の分泌を促すと考えられています。
過酸化脂質が増加した事で肌に刺激が加わり炎症が起こると、ニキビになりやすい肌質になります。
また、皮脂が増えて毛穴が詰まる事もニキビの要因です。
活性酸素は肌細胞も酸化させてしまい、この作用によってもニキビ・ニキビ跡を引き起こします。
活性酸素は紫外線を浴びる・ストレス・睡眠不足、喫煙、食品添加物の多い食事・過度な運動などで増えるのが特徴です。
このような生活習慣がある方は、ニキビが出来やすい肌質になっている恐れがあるので注意しましょう。
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールといった栄養素は、抗酸化作用に優れているのが特徴です。
これら栄養素を意識して補う事で活性酸素を除去でき、ニキビやニキビ跡の予防・改善に繋がります。

Your email address will not be published. Required fields are marked *

*